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農繁期の応援

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農協には農繁期、つまり農家さんが忙しくなる時期があります。

その時期には全職員が営農部門への応援に駆り出されます。金融部門にいても総務部門にいても関係なく平等に役割が当てられます。

僕はこの応援の制度が嫌いで嫌いで仕方ありません。

農協に務めている以上、農業が忙しい時期に手伝いに行くのはある程度仕方がない事だとは思うのですが、応援のシステムが職員の奉仕の精神に依存しすぎている感じがして嫌いです。

そして営農が忙しい時期は応援があるのにその他の部署が忙しい時期には別に応援とかは無いんですよね。その割に収益の柱は金融部門とか言ってるのがなんか不釣り合いで。

応援は全職員に役割が与えられます。主に男性職員は農業関係の施設(ライスセンターとか)へ行って力仕事をします。女性職員は各施設の受付をやったりしますね。

応援は平日・休日共に与えられ、休日の場合は残業代が出ます。申請すれば。

休みの日に出てこなきゃいけないのも嫌ですが平日に当たって日常業務が滞るのも嫌ですね。結局急ぎの仕事がある場合応援終わった後に事務所に来てちょっと仕上げていかなきゃいけないみたいな時もあります。

そして応援に行った先での仕事も問題で、あくまで応援で行っているので出来る事も限られるんですよね。元々営農関係の部署にいた人ならまだしも、応援しか経験したことない人は限界があります。

そんで応援行ったら行ったですごい暇なときもあるんですよね。そんな時は楽なのは楽でいいんですが、後々の仕事を考えると(これもう事務所に戻っていいんじゃないか・・・?)と思う時もある訳です。

あともちろん全てを職員で賄っている訳では無くて、アルバイト等も雇ってるんですよね。個人的にはそれなら全部アルバイトでいいんじゃないかとも思います。

結局職員には給料払ってるから平日なら労働力を使い放題っていうだし節約のため、って感覚で職員を駆り出してる風に思えます。それが一番嫌なのかもしれません。

まあ「昔からそうだったから」とか「農協なら農業に関する事で応援にいくのは当たり前」みたいな感覚もあるとは思いますが。